口コミで評判の花のサブスクリプション/定期便2種類を体験比較した結果

予算は月に2000円以内というかなり厳しい条件で、以前より気になっていたお花のサブスクリプションを試してみた。

試したのは定期的に自宅まで花を箱に入れて配達してくれるサービスを提供しているHitoHanabloomeeの2社である。

本記事では、届いた花の写真付きで、実際にサービスを複数回利用してみた私が感じたそれぞれの特徴と利点と欠点についてまとめたのでお花のサブスク利用を検討中の方の参考になれば幸いである。

なお、予算を月に2000円以内としたのは利用可能な最低料金のプランがどこでも大体送料込みで1000円/回ぐらいなので、それを隔週で月に2回利用すれば少しの量ではあっても花を絶やさない生活が送れそうと考えたからだ。定期便で利用する分は最低価格に抑えておいて、花が足りないときは花屋に行って好きな花を少しずつ買い足すのが楽しかったりもする。

市場から宅急便での直送を謳うHitoHanaってどう?

HitoHana お花の定期便の魅力は

・そのときの気分やインテリアに合わせて色とボリュームとを豊富な選択肢から選べること
・届く花の組み合わせが比較的お洒落であること(スーパーで買える花束とは趣が違うこと)
次回以降に届く花の種類をメールで予告してくれて、その予告内容を見てから次回を利用するかスキップするかを選べること

だと思う。

他の特徴としては、少量プランの花はポストに投函する、という業者もある中、HitoHanaは、最小サイズの990円コースでも宅急便で届くので、ポストに投函された花が紛失したりそのまま放置されてしまうリスクが無いということがある。

また、最安の990円コース以外は「クール便」を220円〜330円で指定することができるので、夏場でも安心だ。990円コースは通常便となるが、その分、夏場は暑さに強い花を選んでくれているらしい。

さらに、配達頻度は、「毎週」、「2週間に1度」、「月に1度」の3種類から選べる

具体的に、毎回選べる色の種類は「おまかせ」、「ホワイト&グリーン」、「レッド」、「イエロー&オレンジ」、「パープル」、「ブルー」、「ブラウン」、「ピンク」の8つである。

同様に毎回選べるボリュームの種類は「2-4本の990円」、「5-8本の1,650円」、「8-10本の2,200円」、「9-13本の2,750円」、「11-14本の3,300円」、「14-18本の4,400円」、「19-22本の5,500円」の7つ。なお、上記の通り、私が利用を試したのは最安の990円コースである。コース選びに迷う場合は、SNS(twitterやInstagram)のキラキラ投稿のみならず、HitoHanaホームページにある「お花の定期便を利用した方の声」 も見ると良いだろう。実際に届くお花の写真が見られるし、正直な感想が多そうで参考になる。

上記のいずれの選択も注文内容が確定してしまっている回より後の分については、いつでも手軽に変更可能だ。

HitoHanaの最安の990円プラン利用で実際にどのようにどのような花が届いたか

初回の花(8月中旬の暑い時期+色指定は「パープル」)

このような箱でヤマト運輸さんが届けてくれた。

箱を開けるとこんな感じ。花が2種類にグリーンが2種類。確かに頑丈そうな花材が多く鮮度も悪くない。

メインの花またはメインのグリーンの説明とイラストが載っているカードと、栄養剤も入っている。

このときの花材は下の写真の左から順に「モンステラ・ポドカルプス・エリンジューム・モカラ」の4種。モカラ以外は花束に使われる素材として見たことがないもので、やはりサブスクリプションだと新しい出会いがある。モンステラは割れた葉がおしゃれで特徴的だと思うが、今回はあえて割れていない普通の葉っぱの形のモンステラが入っている、とのことだった。

一番安い990円プランは下の写真のように1本ずつ保水用ゼリーが入ったカプセル型容器に挿された状態で届く。

ところで、このときのポドカルプス(上の写真で左から2番目のグリーン)が11月下旬現在も生きている。最初の頃はたまに茎をわずかにカットしていたが、カットせずにただ水につけておくだけで根が生えてきたわけでもないのにず~っときれいなままでいるので最近はカットさえしていない。すごい植物だ。

この初回の花材を見たときに少し「えっ?!」と思ったのは各花材の短さ。箱の大きさからある程度想像できたはずで当たり前のことなのに、実際に見てみると、かなり短いなと思った。

花瓶に飾るとこんな感じ。花瓶は長めのものか、極端に小さいもにしか家になかったので、後で、このサブスク専用に小さめの花瓶を買ってきた。

花瓶なんて以前はあんまり興味がなかったが、サブスクを始めてみて、色々な大きさや形や色の花瓶を持っていると花を飾るのがより楽しくなることがわかり、今では色々な花瓶が欲しくなってしまっている。

2回目の花(10月初旬だが夏並みに暑かった時期+色指定は「おまかせ」)

色指定をしてしまうと、季節柄入手困難な色でも無理矢理指定色に合わせて花を組み合わせようとするので花のコストがかかり、その分全体のボリュームが減らされるのではないかと考え、2回目は色指定をしない「おまかせ」にしてみた。実際にHitoHanaホームページにある「お花の定期便を利用した方の声」 を見ていると「おまかせ」の方がボリュームが多い花の写真が多いような気がしたのだ。言い換えると、「おまかせ」のほうがどうしても旬の割安な花が選ばれる傾向があるのではないか、と考えたのである。「パープル」と「おまかせ」以外の色を試したわけではないので実際のところはわからないし、もちろんHitoHanaさんとしては、そのような狙いは特にないとは思うのだが。

箱を開けてみると、全体的なイメージは明るく、今回もお洒落な組み合わせ。

このときの花材は上の写真で左から順に「ワックスフラワー・ジニア・モカラ・葉」の4種。ワックスフラワーは母が好きな花だったので、嬉しかった。またしても見たことのないグリーンも入っていて新たな出会いも。このグリーンの葉が銀色に輝いていてまるで銀のカラースプレーで色付けしたみたいでとてもきれいだった。ただ、割とすぐに枯れてしまったのは残念。上記の通り説明にも「葉」としか書かれたいなかったのでグーグルレンズで検索してみたが名前はわからず(どなたかご存知でしたら教えてください♪)残念に思っていたが、その後、花屋さんで見かけて名前をメモ&即買いしたその名はロシアンオリーブだった♪

このときは猛暑に参ってしまったのか、配達中に箱に当たって潰れてしまったのか、ジニアが下の写真のような状態だった。花は形が潰れて変色している部分があるし、葉っぱは干からびて縮れてしまっている。

下の写真の通り、モカラも傷んでいる部分が結構あった。

それでも花瓶に挿してみると、こんな感じで可愛い。ただ、傷んだ花は元通りにはならなかった。

このような傷んだ状態の花材を市場で箱に詰めるわけがないので、夏場は配達中に花材がどうしても傷んでしまう、ということなんだと思う

こういうときでも商品保証により花の交換か一部返金をしてもらえるとは知っていたが、配達業者にも発送業者にも責任がないのに商品保証を要求するのは気が引ける・・・と思いながらもこの記事を書き上げるために商品保証サービスがどんなものかということも体験してみることにした。

上記の商品保証のリンク先にある連絡先に連絡することもできるようだが、そのときはよくわからずに問い合わせフォームを使って、画像と傷みに関する説明とを送った。すぐさま自分が送った問い合わせの内容と画像とが自動返信メールで送られてきて、30分後には「お写真を確認させて頂きましたが、新しいお花のご用意か一部ご返金をさせて頂きたく思うのですがいかがでしょうか。再送をご希望の場合只今ですと最短で〇日にお届けが可能ですので、〇日以降のお受け取り可能な日時をご指定下さい。」という連絡がメールで来た。速くて親切。素晴らしい。一部返金より新しい花をもらったほうが嬉しいとは思いつつも、まだしばらく続きそうだった暑さで弱ってしまった花が再度届いたらお互いに悲しいし、一部返金の「一部」ってどれぐらいなんだろう、という好奇心が勝ってしまい、一部返金を希望するメールを返信したところ、その1時間以内には「ではご請求金額から3割引かせて頂き、金額を修正いたします。」という連絡をメールでいただけた。この値引きの割合は花の損傷度によって変わるのだと思う。

HitoHanaの利点

色合い、花の量(価格帯)、配達頻度をその都度自由に選べて期限内であればいつでも簡単にスキップや解約ができるところがとても利用し易い。

最安コースでも、ポスト投函ではなく配達業者が直接届けてくれるので配達日が事前にわかり、ポストに入っているのに気づかずに枯らしてしまうおそれがない。

・スーパーで買えるような花束と比べると、季節の花がちゃんと入っていて、見たことがないようなめずらしい花材も多く、組み合わせもお洒落である

・必ずしも予告通りにはならないとはいっても、届く花が前もってメールで予告されるので、それを見てからスキップするかどうかを決めることができる

HitoHanaの欠点

・繊細な花を守るための梱包なので仕方ないが特に最安コースはカプセル型容器というプラスチックゴミが毎回出て環境に悪そうで長期利用は罪悪感を伴う。

・「お店を経由せず、市場直送だから元気なお花が届きます。」というのは、花材にあまりお金をかけられないであろう最安コースにはあまり当てはまらないかもしれない。(他のコースも今後試してみたい。)

提携している花屋から主に日本郵便で届くbloomeeってどう?

Bloomee LIFE は、お花のサブスクの中では一番広告をよく見かける気がするので一番知名度が高そうだ。

選べるボリュームには、箱入りでポストに投函される花本数3本以上の体験プラン(550円/回(+送料275円))と花本数4本以上のレギュラープラン(880円/回(+送料385円))と、手渡しで受け取れる花本数8本以上のリッチプラン(1980円/回(+送料550円))との3種類がある。

なお、実際にどんな花屋さんがどのような花を届けてくれるのかは加盟店のお花屋さんとお花の写真を確認できるBloomeeメディアサイトを見るとわかりやすくておすすめである。配送地域別に、提携している近くのお花屋さんからランダムで届くことになっているらしい。私が4回利用した分でいうと、下記の通り、これまで3種類の花屋さんから届いている。

bloomeeで実際にどのようにどのような花が届いたか

初回の花(8月下旬で暑い時期でクール便での配達):リッチプラン

最安コース利用といいつつ、初回は、無料キャンペーン中だったので1980円のリッチプランをつい欲張って選んでしまった。夏だったのでクール便で届き、箱はこんな感じ。

コーヒー缶は箱の大きさがわかるように置いてある。箱を開けるとこんな感じ。花の鮮度はとても良い。さすがはクール便。

花瓶に挿すとこんな感じ。見栄えもよく、さすがはリッチプランお花屋さんのセンスも良いのだと思う。

花はヒマワリ・カーネーション・リンドウ・ハイブリットチース・手まり草・リキュウソウ・スモークグラス・セダムの8種とのこと。

届けてくれたお花屋さんは京王井の頭線「池ノ上」駅にあるmarmeloさん。

2回目の花(9月初旬):最安の体験プラン(送料込みで825円)

2回目からは庶民派最安の体験プランを利用してみた。

箱はこんな感じ。付箋はサイズ比較用・・・。このときはポストの中に完全に入った状態で届いていた。住んでいるオートロックマンションの集合ポストは結構大きめではあるが、「入るんだ!」とちょっと驚いた。

HitoHanaと同様に最安プランにも花の栄養剤やお花の説明が入っている。

花材の切り口はやはり保水用ゼリーで囲まれていた。

花瓶に挿してみるとこんな感じ。最安プランだが結構可愛い

お花はデンファレ・カスミソウ・アイビーの3種類。このアイビーも随分長持ちして10月下旬頃まで飾ることができた。根っこが生えてくるのを待っていたが生えてくる前に残念ながらだめになってしまった。

届けてくれたお花屋さんはFlower Factory OTA1さん。

3回目の花(9月下旬):最安の体験プラン

3回目も最安の体験プラン。届けてくれたお花屋さんは前回と同じFlower Factory OTA1さん。このときは、箱はBloomee LIFEのホームページに載っている写真のようにポストに半分だけ入った状態で届いていた

花はバラ・スプレーカーネション・ブルーアイスの3種類。やはり暑さのせいか、残念ながらバラが少し傷んでいた。ブルーアイスも切れ端という感じで一部が少し変色していた。

このときも最安プランなのに申し訳ないと思いつつもやはり届いた花が枯れているというのは悲しいし、Bloomeeの品質保証制度について本記事で詳細に説明したかったので、品質保証制度に関する説明ページにある連絡先に画像付きで問い合わせをしてみた。希望する対応方法として「新しいお花の再送」または「次回1回無料」を選べるようになっていて、わかりやすい。再送される花がまた暑さでやられていたら悲しいので、「次回1回無料」を選択した。もちろんbloomeeさんが写真を見て品質保証の対象かどうかを判断するようになっている。こちらもHitoHanaと同様にすぐに問い合わせの内容と画像とを含んだ自動返信メールが来て、問い合わせから1時間以内に「お問い合わせ内容を確認いたしまして、この度は品質保証として【次回のお届けを無料】にて承りました。」という連絡をメールでいただけた。実に迅速で良心的だ。

4回目の花(10月下旬でさすがに涼しくなってきた頃):最安の体験プラン

4回目も最安の体験プランで。今回は可愛いハロウィーン仕様の箱だった。前回同様に箱はポストに半分だけ入った状態で届いていた。

中身もハロウィーンカラーということで、きれいなオレンジ色の薔薇が入っていた。さすがに涼しくなってきていたので花の鮮度は良い。

花瓶に挿すとこう。

花はバラ ・カスミ草・スプレーマム・ドラセナの葉の4種類。マムというのは菊のことだったのね、と最近知ったばかり。

届けてくれたお花屋さんはbloomeeさん。

bloomeeの利点

・送料込みで825円は業界内でもトップクラスの安さなので、あまりお金をかけられない人でも気軽に始められる

ポストに投函してもらえるプランが2種類あるので、宅配業者による配達を希望しない場合は良い。

bloomeeの欠点

・どのような花がくるかは届くまでわからないし色も指定できないので、事前に花のイメージを見てから次回利用するかスキップするかを決めることができない。

・ポスト投函の体験プランおよびレギュラープランだと配達予定日に数日の幅があり、どの日に届くかわからないので花が傷まないうちに、こまめにポストを見に行かなくてはならない。

・体験プランのみに関する感想だが、割と平凡な花が届くし、花の組み合わせもスーパーで買う花と同様にお洒落とは言い難いことがある。(ただし、価格相応ではあるし、品質保証制度がしっかりしているので安心だ。)余談だが、SNSで見かけるbloomeeの広告の写真は実物とはイメージが大分異なることがあるので、実際に届く花の写真を広告に載せた方が好感が持てるし利用者も増えると思う。

初回無料キャンペーンで無料で試せるのは良いが、契約期間に関する説明が「よくある質問」のところに載っていて、

初回契約は4回契約となっております。(毎週の場合は、4週間。隔週の場合は8週間。)その期間内にお届けストップ(ご解約)されると、4回分のお花の代金から、ご利用いただいた回数の残り分がお試し途中解約料として発生いたします。※初回無料のクーポンおよび品質保証で次回1回無料をご利用された場合のお届けは1回分とカウントされますが、品質保証で再送されたお届けは1回分とカウントされませんのでご了承ください。※5回目以降は、いつお届けストップ(ご解約)をされても解約料は発生いたしません。

という点を理解しないで契約してしまう人がいるかもしれない。初回は無料でなくて良いからHitoHanaのようにいつでも容易に解約できる方が個人的には利用しやすい気がする。

お花の定期便/サブスクリプションを利用してみて感じたこと

・最安プランでサブスクを利用しても自分へのプレゼントを定期的にもらうような楽しみと部屋に花を飾る楽しみをそこそ味わえる。

・最安プランは小さめの箱に合わせて花材がかなり短く切られているので、サブスクリプション専用の短めの花瓶があると良い。

・花の「栄養剤」のほとんどは金属を錆びさせる成分が入っており、それが漂白剤の場合は衣類や肌に着かないように気をつかわないといけないし、水をよく垂らしたりこぼしたり花瓶を倒してしまう私としては使いたくないので、そのまま捨てている。無駄なゴミを発生させるのは環境にも悪いしお花の栄養剤は不要という利用者は他にもいると思うので、栄養剤の要否を選択できるようにしてもらえたら嬉しい

・送料はかかるが、ちゃんと値段相応の花が届くし、品質保証もしっかりしているので、気軽に通える花屋が近所にない人、花屋に行くことができない人、花を持ち帰ることができない人、花屋で花を買うという行為が苦手な人、に特におすすめである。新型コロナウィルスの流行中は花屋に行くこともためらうぐらいだったので、利用者が増えたに違いないと思う。

・花は生き物。クール便でない限り、配達中の車の中で何時間も運ばれることを考えると夏場は新鮮な状態で届けてもらうのはかなり難しいことだと思う。品質保証制度をユーザーが利用したときにその費用を被るのが個人の花屋さんだとすると、利用するのを躊躇してしまいそう。花屋さんに儲けが出るのか心配になり、何度も傷んだ花が届いたら品質保証制度を利用しづらくなるだろうなと思う。

HitoHanaおよびbloomeeの定期便は両方ともギフトとして誰かに贈ることができるため、花好きな人への贈り物にも良さそうである。そのときはできれば最安プランよりも上のプランで、夏場はクール便を選択するのがおすすめである。

 

 

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