主に特許翻訳で稼ぐ個人事業主になってからの年収と労働時間と時給の推移

大晦日なので、今年の仕事について振り返ってみよう。というかついでに、これまでの事業成績を振り返ってみよう。下のグラフは2014年から2021年の売上、労働時間、および時給の推移を示す折れ線グラフである。互いに縦軸のスケールは異なり、自慢できるものでもないので目盛りの数値は消してある。

売上の推移

2019年にガタ落ちした売上。2020年も底を這っていたが2021年にようやく少し浮上し、2018年の売上に近いところまで戻すことができた。まずはホっとしている。

労働時間の推移

労働時間を細かく記録するようになったのが2014年の途中だったため、2014年のデータがないが、ここ数年少なくなりがちだった労働時間も、2021年は、やっと売上がまぁまぁだった頃の水準に戻りつつある。2020年は新型コロナウィルスの流行により子どもの学校が休校になったため、2019年後半~2021年前半は親の病気と入院と死に伴う色々な用事があったため、受注する仕事を減らした分、労働時間が減っていた。それでも2021年が終わってみれば、まぁまぁ(少し)頑張ったな、と思える結果になったので良かった。なお、労働時間には、確定申告のためにする作業にかかる時間は含めていない。

時給の推移

ここでいう時給とは、売上を労働時間で割ることで得られる値。2020年は細切れで隙間時間に仕事をすることが多かったのが逆に良くて集中力が高かったのだろうか。何故か時給が高めになっているが、今年の時給もそこまで悪くはないので、来年はもう少し業務の効率化を図るなどして時給を上げられたらいいなと思う。

これらの推移について思うこと

私が特許翻訳者として独立すると言ったとき、当時の職場の上司に「みんな独立した直後は頑張って稼ぐんだけれど、何年かたつとあまり働かなくなるんだよね~。」と言われて「私は違うもんね。」と思っていたのだが、2020年までの傾向を見ると、うわ~、言われた通りになっちゃってる、っていう流れになりつつあったと思う。2021年はその上司の予想(?)を裏切ることができる気がする結果が出せたのでとりあえず満足しておくことにする。

来年は子どもの(たぶん)中学受験があるので、どこまで仕事に集中できるかわからないが、新たに始める勉強と仕事と健康な生活とをバランスよくしていきたい。

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