緊急事態宣言で学校に行けなくなった小学生在宅でのフリーランス生活

新型コロナウィルスの感染拡大により、世界中の人にとって大きな転換期が来た、というか戦時中、という感じの今だからこそ、この今の状況を記録しておくことにする。

2020年3月

3月初めから休校となったが昼過ぎまでは先生の監督下学校で、午後は学校敷地内にある「放課後の居場所」で過ごすことができていた。学校には毎日弁当を持参。学校では各クラスの人数が4~5人となるように子供達が割り振られ、ひたすら黙々と自習。各クラスは学年やクラスが互いに異なる子供達で構成されていたらしい。唾が飛びまくるおしゃべりを防ぐためかもしれない。

自習に使うのは学校からもらった復習プリントや持参した本など。だんだんと許される自由度が増し、気分転換に廊下をスキップしたり、漫画や図画工作の材料を持参することも許されるようになった。

しかし昼休みもしゃべることは許されず各自異なる方向を向いて食べさせられていた。

窓は30分置きに開けられこまめに換気を実施。

最初は休み時間に校庭に出ることさえ許されなかったが学校でも「放課後の居場所」でも徐々に校庭で遊べる時間が増えていった。

平常時の出席人数に対する3月の出席者数の割合は10%程度だったと思う。

子供を預かってもらえる時間は平常時よりは短めだったものの、この頃は一応平常時に近い稼働率で仕事ができていた。学校や「放課後の居場所」がいつまで利用可能なのかがわからない状況で毎日そわそわして集中はしづらかったものの。

2020年4月

緊急事態宣言が出された4月7日頃から我が家の小学生も学校敷地内にある「放課後の居場所」を利用できなくなってしまった。親の職業が特別に利用を認められる類のものではなかったからである。両親ともに個人事業主の我が家は働けない=生活していけない、を意味するので事情を説明して手続を取れば特別に利用を認めてもらえたかもしれない。

しかし、4月から新1年生が同じ敷地内にある学童クラブに新たに加わり「放課後の居場所」の利用者と合同で遊ぶときなどに一人当たりのスペースが少なくなっていた。3月と比べると感染リスクが高まってしまったと判断し、なんとか子あり在宅ワークを実施するしかないと決意。

夫は以前から6時半には家を出て早めに帰宅する出勤スタイルを取っていたため、普段とあまり変わらない生活を維持。4月に入ってからは電車もかなり空き始め、同じ車両に乗っている時間が10分を超えないようにできる通勤ルートを使えることもあってか、そこまでの恐怖感はなかったようだ。ただ、家族で1番感染リスクが高い生活を続けており年齢も上である夫のことはかなり心配していた。

子供が在宅だと最大に頑張っても私の場合作業ができるのは4時間ぐらい。これはSNSからも離れ(^^;)子供に「邪魔しないで」とか「話しかけないで」とか後で自己嫌悪に陥る言葉を使ってしまうほど仕事を優先させようとしてもである。ダメな自分がわかった日から頑張るのはやめて、1日合計2時間程度でも何らかの仕事ができればいいや、の毎日。その代わり、週末はほぼ1日中夫に子供の相手をしてもらい、その間に仕事の遅れを取り戻す生活をしていた。

息子は毎日、朝読書→1時間目→5分休み→2時間目→中休み20分→3時間目→5分休み→4時間目→昼休み→5時間目→5分休み→6時間目→自由時間というように、学校のタイムスケジュールに沿ってチャイムが鳴るたびにすることを切り換えるようにしていた。私のipod touchで音が鳴るようにアラームを設定して実施。

とはいえ、授業時間中ずっと勉強をしていたわけではない。学校から与えられている課題が少なすぎて、その日の分の課題は大体2時間目ぐらいで終わってしまうため、3時間目以降はほとんど本か漫画を読んで過ごしていた。ゲームやネットに頼れば面白いものが色々あり私が仕事をする時間も稼げたのだろうが既にメガネをかけている息子の視力がさらに悪化してしまうことが怖くてなかなか私のWindowsタブレットを渡したまま長時間放置、ということはできなかった。それでもNHK for Schoolの動画だけはそのタブレットで10分×6本までなら10分おきに5分休憩を入れることを条件に視聴させてしまっていた。

4月中は2回教材を学校から受け取ったが、初回は漢字練習以外は復習のみ。2回目は国語と社会と算数の予習が少し含まれていたが親から見ると量が少なすぎると感じた。

ただ、体力作りカードというのが配られ、腹筋や腕立て伏せや縄跳びや肩もみもすべきこととして入っているのはちょっと助かった。マラソンカードというのもあり、走った時間分の色を塗っていくようになっていたので毎日中休みに最寄りの公園で走っていた。縄跳びもこのときに済ませてきていた。

昼食後は近所の公園まで二人で自転車で行きキャッチボールを20分ぐらいしていたが「ステイホーム週間(かつてのGW)」に入ってからは、その公園が閉鎖されてしまったため、それ以降は少し距離がある河川敷まで行ってキャッチボールとサイクリングをしていた。よって、仕事に費やせる時間はより少なくなっていった・・・。自分の心と体の健康のためにも運動は必須であるためあきらめて思いっきり楽しむしかないという感じ。

キャッチボールをしていた理由は何だろう。一番の理由は単に楽しいから。楽しくないと何事も続けられない。あと、父には娘が3人いたがキャッチボールに喜んで付き合ってくれる(とは限らないが)息子がおらず子供とキャッチボールをするのが夢だったと話していたような記憶がある。一応私も子供時代に父とキャッチボールをしたことはあるのだが。私が息子とキャッチボールをすることで天国の父は喜んでくれるんじゃないかと私は思ったのかもしれない。幸い息子もキャッチボールぐらいはできるようになっておきたいと思っているようだったし楽しそうに見えたし。私は膝があまり強くないので自粛期間中の運動として一般的っぽいジョギングはできないというのもあった。

休校期間中一番大変だったのは学習プリントなどの採点と直しをしてもらうこと。カリキュラムをこなすために予習は必須とはいえ、わからないことがあるたびに聞いてくるので説明も必要だ。いずれも結構時間がかかるし、私の言うことを素直に聞くわけではないのでなかなか苦労した。私はコーチングの技術をもっと身につけなくてはいけないだろう(なんかダメな和訳調だな)・・・。

嬉しいこともあった。息子がコーヒーの味にめざめ、昼食後に私愛用のデカフェのドリップバッグコーヒーを淹れてくれるようになったことだ。仕事中の私の一番の楽しみである午後のコーヒーを子供に淹れてもらえるなんて幸せ、と思うようにしていた。ただし子供の身長がまだ低いのでコンロの上のヤカンから魔法瓶に熱湯を移し入れるのは避けてもらった。

4月の途中からはスーパーに行くのも危険と思うようになり、その頃から週1のパルシステムの配達と週1のネットスーパーの利用でなんとかやりくりすることにした。

2020年5月

今回の休校により私が子供の教育のことで一番心配していたのは子供の体力が低下してしまいそうなことだった。体力維持のための努力だけは、この時期にしておかないと後で取り返しがつかないと思っていた。原発事故後に外出を控えた影響が顕著に出たな、と後からひどく実感したので、子供の運動神経に今回の休校が与える影響は計り知れないと思っていた。

通常の学校生活が送れていれば息子の場合は毎日合計2時間程度は校庭で汗を流しているはずなのだ。その分の運動量だけは少なくとも維持しなくてはならないと思うのだが、全力で友達と大はしゃぎで遊ぶのと母親と仕方なく遊ぶのとでは運動の質があまりにも違い過ぎる。それでもやらないよりはましだと思って老体に鞭を打ってキャッチボールとサイクリングを続けていたのである。

勉強は学校でももともと大したことは習えていないだろうし、子供が自分で興味を持ったことに取り組むのが一番脳にとっては良いはずと思っているので何とでもなるだろう、という気持ちでいたいと思っていた。実際には私立の学校や塾を利用している子供達の話を聞くと、どうしてもあせりのようなものを感じてしまうこともあったのだが・・・。

5月に入り学校から2週置きに配布される課題も取り組みやすいものになったように感じた。確認すべきことが増え親の負担は増すばかりではあったものの・・・。

約2週間置きの学校での課題の受け渡しには子が行っても良いことになっていたがほとんどの家庭では保護者が取りにいくことにしていたようだった。うちも私が毎回行っていた。

2020年6月

6/1から子の小学校でも分散登校が始まった。息子は1週目が午後に3コマ授業で2週目が午前に3コマ授業で3週目からは給食が始まり通常登校になる予定。

「放課後の居場所」も、その月の利用予定日時と必要な理由とを書いた用紙を提出すれば6/1から利用可能となった。今は母が入院中で私は仕事をすることのみならず見舞いにも行く必要もあるので「放課後の居場所」を利用可能になり非常に助かっている。なお、密室で集団で弁当を食べる、という状態になるのを防ぐため、午後のみの利用にしている。

1週目の現在、息子は午前中はテレビや漫画で時間をつぶし昼食を11時過ぎに済ませ12時頃に登校している。宿題は簡単かつ少ないので「放課後の居場所」で済ませてきている。

まとめ

という風にダラダラと書いているだけで、自分の考えもまとまってきて、今やるべきこともはっきりしてきたように思う。家族の健康を守るため、皆が十分な睡眠と栄養を取り運動をできる限りするようにして、その上でイライラしないで済む範囲で仕事をすることを心掛けるしかない。頼れるものには頼りまくって。

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