通訳翻訳ジャーナル 2019 SUMMER号

ツイッターで話題になっていた通訳翻訳ジャーナルの2019 SUMMER号。「通訳者・翻訳者のリアルな収入&料金」という特集があるとのことで興味が湧き、購入してみた。

昔は「翻訳の世界」という雑誌を購読していたことがあるが、この手の業界誌(?)を買うのはとても久しぶりのこと。また、最近は特許翻訳を主な仕事にしているので、最近の「翻訳業界」のことはほとんど知らない。そのせいなのか、今回の特集を読んでいて十分理解できない用語がいくつか登場し戸惑ってしまった。

例えば「年収」という言葉。フリーランスの年収といえば、たぶん、売上から経費を引いた金額を言うのだろう。でも例えば26頁では正社員の社内翻訳者の年収とフリーランスの翻訳者の年収とを比較していて、これらの「年収」が何を指すのかが書いていないので、どこまで参考にして良いのかよくわからなかった。

他にも「単価」とか「レート」という言葉が出てくるが、例えば原文ベースの単価なのか訳文ベースの単価なのかがはっきり書いていないところもある。また、消費税が8%と高くなってしまっている今では、各単価が税込価格なのかそうでないのかで結構な差が出てしまうので、どっちなのかを明確にした上でアンケートを実施したのかが気になるところ。

私が戸惑うような上記のことは、いずれも業界の常識がある方なら記事を読めば容易に推測できることなのかもしれないが、素人もターゲットにするのであれば、用語の定義はその都度した方がせっかくの情報がより有益なものになるのではないか。

いずれにせよ、この雑誌をきっかけに自分に足りていない部分を再確認できたので買って良かったと思う。

この雑誌、どこの本屋さんでも置いてあるわけではないので、実店舗で手に入れたい方は事前に電話で取り寄せておいてもらった方が良さそうである。

 

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