久々にBON JOVIのコンサートに行くことを決意♪
今年の確か6月頃、中学時代の同級生Sちゃんと久々にメッセージでやりとりをしていたら、BON JOVIが5年ぶりに来日する、という話題になった。Sちゃんとは若い頃にBON JOVIのコンサートに何回か一緒に行ったことがある。
とはいえ、今はお互い子持ちで仕事もしている。学生時代とは違うのだ。確か5年前に来日したときだって、その前に来日したときだって、「いつかまた一緒に行きたいね~。」とは言っていたと思う。でも今回は何故か「行きたいね。」から「行っちゃう?」まで自然と(?)話が発展したのだった。
Sちゃんの上のお子さんはもう高校生だし、下のお子さんは小学校高学年でSちゃんとしてもちょうど受験とか子育て時代の色々なカオスの合間の良いタイミングだったのだと思う。
私の子どもは小学校低学年なのだが、ある日BON JOVIのLivin’ on a Prayerを聴かせたら、それ以来「ウバウバ最高!」と言ってリピートでずっと聞きたがるようになった。私が寝かしつけ担当のときに毎回歌ってやっている子守唄のうちの最初の曲にも指定されている。なので、問題は、私が旧友と一緒にBON JOVIのコンサートに行く、と言ったら、「俺も行きたい!」と言わないか、ということであった。
私の作戦は寿司が大好きな息子に「その日はおとうちゃんと一緒に寿司屋に行ってきていいよ。カンパするから。」というものであった。
お互いに勇気を出して(私は作戦に成功し)無事家族の了承を得て、いよいよコンサート行きが実現することになった。当然この了承取得には子どもの面倒を夕方から寝る前まで配偶者等に見てもらうための手配も含まれる。
間近に家族がインフルエンザになったらどうしよう、とか色々心配もあったが、なんとか無事に2018年11月26日(月)を迎えることが出来た。
そう、今回の来日はなぜか東京が月曜日で大阪が火曜日という、ファンの年齢層的(働き盛りの中年たち?!)には参加し難い日程なのである。
ツイッターのタイムラインを見て前日からワクワク
成田空港で出待ちしてサインをもらったり写真を撮影したりしたファンのツイートとか、当日の13時から東京ドーム前で販売開始のグッズを買うための長蛇の列に関するツイートとか、その長蛇の列に並んでいる最中に音出しの音がもれ聞こえてくるというツイートとか、色々見ながらコンサートの前からワクワクできるあの気持ち、本当に久々だった。昔は事前にツイートなんてものは見られなかったのけれど。
東京ドームでのコンサートの前の腹ごしらえ
久々(11年ぶりぐらい?)に会うSちゃんとは積もる話もあるし、15時半に東京ドームホテルのロビーに集合して、ゆったりお茶&軽食を楽しみながらコンサートの開始を待つことにした。
狙いは最上階(43階)にある「アーティストカフェ」のアフタヌーンティーセット。1人税込み3000円ぐらいで「アンティパスト、サンドウィッチ、スコーン、デザートを3段スタンドにてご提供いたします。お飲み物は、コーヒー、紅茶、ハーブティーなど約10種類からお好きなだけお楽しみいただけます。地上150mの眺望とともに優雅なティータイムを。」というもの。飲み物のおかわりは何種類でも何度でもOK。コンサート前じゃなかったらもっとガブガブ飲んでるよね、とか言いながらもマスカットグリーンティーとカフェオレとしょうが玄米茶との3杯もいただいてしまった。ご自慢の眺望が楽しめる席は満席だったのが残念だったが、女子だけなら14:30から入店すれば17:30までばっちり楽しめると思う。またぜひ行きたい。
いざ東京ドームへ
ガブガブとティーを楽しんだのでホテルの2Fのトイレに寄ってから行くことに。中年女性がたくさん並んでいたけれど頑張って待つ。たぶんみんなコンサートに行く人達。韓国から来ている中年女性らしき人たちも見かけた。
東京ドーム前のグッズ販売所の前の列はさらに長蛇の列になっていて、「今から最後尾に並ぶ方は開演前に購入できない可能性が高いです。」というようなアナウンスがなされていた。う~ん、今回ばかりはグッズに興味がないわけではないが、さすがにそこまでしては並べない。我々はドーム内のトイレにも寄らねばならぬのだから。
18時過ぎて会場に着くと、既に座席は結構うまっている。もちろん客はほとんどが「大人の」男女ばかり。若者がいるな、と思うと、親子連れだったりする。私が10代の頃に人気大爆発したバンドなのだから、その頃30代だった人も来ているだろうと思えば、まぁなんかすごい納得。トイレがやけに込み合うのも仕方がない。
座席は1階席の12列目の通路寄りの席だったので出入りしやすいし、思っていたよりはステージに近いし、早めにチケットを取った甲斐があったかも!
わくわくしながらも、ホテルでティーを楽しんでしまったマダム2人はまた女子トイレへと向かう。こちらも長蛇の列。
でもなんとか19時開演の10分前には着席できた。アナウンスを聞いていると、なんと携帯電話やスマホでの写真撮影はOKとのこと。ビックリ!そうなんだ!!頑張って撮るよ!って思ったけれど、私の技術&スマホでは素敵な写真は撮れず。後でツイッターを確認したら他のファンの写真の質の高さに驚愕。すごい時代だなぁ。
定刻通りに始まるかな?明日は大阪でやるんだし、早めに終わらせたいだろうから(とはいえいつもたっぷり演奏してくれるから)遅れないかもよ?!などなど、話していたら、ほぼ19時ぴったりに明かりが消え、会場はキャーの嵐。始まったよ~、たぶん史上最高のエンターテイメント!
双眼鏡を持っていったので、曲の合間や曲の途中の間奏部分のたびにJONがペットボトルの水を飲んでいるのは確認できたが、ほぼノンストップで18曲を熱唱熱演。アンコールは5曲。全部で23曲で終わったのは21時半近かったかも。
JONは観客の熱狂ぶりに始終ご機嫌で笑顔を絶やさず全メンバーが本当にプロだった。彼らは本当にファンを喜ばせるのが好きでライヴの一体感を楽しんでいるのだな、と思った。ギタリストのRichieがいないとギターのソロとかマイクくわえたウバウバとかどうなるのかなって思っていたけれど、現ギタリストのPhilも素晴らしくて見た目も音も全く違和感が無かった。Super High Quality Rockだす。
チケット代は1万5千円で昔コンサートに行っていた頃の2倍以上もしたが、本当に行って良かった。こんなに楽しくて普段の生活とは異質の時間は久しぶり過ぎて色々な思い出が蘇った。今も余韻に浸っている。
20年近くもライヴとか行っていなかったから、技術の進歩にも色々驚いた。ステージの背面は背景画用のスクリーンで、ステージの両脇には大き目スクリーンと小さ目スクリーンが1つずつあり、計4個の高画質スクリーンでメンバーの顔の表情もバッチリうつし出される。たとえ座席がステージから遠くて肉眼ではメンバーが豆粒にしか見えなくても。
BON JOVI THINFS 2018 Tour (Tokyo Dome) Setlist
昔はコンサートの後に、思い出しながら書いたものだが、今回こそはコンサートで演奏される曲をその都度メモっておこう、と思ってペンで紙に書くことにした。しかし途中で暗闇でペンを落としたみたいで紛失。仕方がないのでスマホのメモ帳に(英語でのフリック入力超絶慣れていないのに)入力することに。
でもそんなことしなくても熱烈なファンが生中継でネットに曲名をアップロードしてくれているものなんだね、今の世の中。
過去のコンサートで演奏された曲のリスト(セットリスト)が掲載されているとっても素晴らしいサイトがあって、今回のコンサートの予習にも使わせていただいたのだが、ライヴの最中にも曲が演奏されるごとにセットリストに曲名が追加されていたようで、すぐに自分が入力したリストとの照合もできた。ファンの熱意もすごいけれど、今って本当に何て色々便利なの~とおばちゃんは驚愕。ちなみにこのセットリストには80年代のコンサートのもの(たぶんBON JOVIとしてのデビュー以降の全て)まで含まれている。
上記サイトを参照しながら作成した私のセットリストはこちら。
1) This House is Not for Sale (This House is Not for Sale Album 1/4)
2) Raise Your Hands (Slippery When Wet Album 1/4)
3) You Give Love a Bad Name (Slippery When Wet Album 2/4)
4) Whole Lot of Leavin’ (Lost Highway Album 1/2)
5) Lost Highway (Lost Highway Album 2/2)
6) Runaway(Bon Jovi Album 1/1):「35年前のデビュー曲だよ。」とJon
7) Roller Coaster (This House is Not for Sale Album 2/4)
8) When We Were Us (This House is Not for Sale Album 3/4):「2018 Rock and Roll Hall of Fame induction(「ロックの殿堂」就任式)のために作った曲だよ。」)とJon
9) Born to Be My Baby (New Jersey Album 1/5)
10) It’s My Life (Crush Album 1/1)
11) God Bless This Mess (This House Is Not for Sale Album 4/4)
12) We Don’t Run (Burning Bridges Album 1/1)
13) Keep the Faith (Keep the Faith Album 1/3)
14) Bed of Roses (Keep the Faith Album 2/3)
15) Lay Your Hands on Me (New Jersey Album 2/5)
16) Who Says You Can’t Go Home (Have a Nice Day Album 1/1):Jonのギター弾き語りっぽいセッションの後
17) I’ll Sleep When I’m Dead (Keep the Faith Album 3/3)
18) Bad Medicine (New Jersey Album 3/5)
Encore:
19) We Weren’t Born to Follow (The Circle Album 1/1)
20) Blood on Blood (New Jersey Album 4/5)
21) I’ll Be There for You (New Jersey Album 5/5)
22) Wanted Dead or Alive (Slippery When Wet Album 3/4)
23) Livin’ on a Prayer (Slippery When Wet Album 4/4)
For BON JOVI fans all over the world:
So the most (5 songs) played album was “New Jersey”, the second most (4 songs) played were “Slippery When Wet” and “This House is Not for Sale”, and the third most (3 songs played) was “Keep the Faith”. I have a feeling that the setlists for their tour in Australia are going to be quite similar to this one for Tokyo Dome. I remember that Livin’ on a Prayer, the last song in the above setlist, was also a humongous hit in Australia back then.
最近の過去セットリストと比較してみると、今回のセットリストは日本向けに特別に作られた感が出ていた気がする。
帰りは後楽園駅から
今回は行きも帰りも地下鉄の後楽園駅を利用。駅までの道は結構混雑していたが、電車もそんなに込んでおらず。JR水道橋駅から帰ったSちゃんも無事に座って帰れたとのことで、何から何までラッキーで幸せな1日だった。
過去に行ったBON JOVIコンサートは?
クローゼットをガサゴソ探して過去の記録を確認してみたところ、私が過去に行ったことがあるのは下記の5つだった。思っていたよりもたくさん行っていた(^^;)。今回のが6回目となる。これらのうち、Sちゃんと行ったのはb(1993年)とd(1996年)とe(2000年)と今回の2018年!年取るわけだよね~。
a) 1987-09-18 Slippery When Wet Tour at Sydney Entertainment Centre (AussieというかBritish spellingです)
b) 1993-06-06 Keep the Faith Tour at Yoyogi National Gymnasium
c) 1995-05-19 Cross Road Tour at Tokyo Dome
d) 1996-05-18 These Days Tour at Yokohama Stadium
e) 2000-07-15 Crush Tour at Nagoya Dome
ところで今回のツアーは東京ドームでの初公演から30年を記念して日本のファンに特別企画が用意されていた。
その内容は、今回の東京ドーム又は京セラドーム公演のチケットをお持ちの方、なおかつ1988年から前回2013年までの間のボン・ジョヴィ来日公演チケットを現在もお持ちの方を対象に、応募の中から抽選でコンサートの開演前に、普段は絶対に入る事が出来ないバックステージにご招待!!
というものだったのだが、過去のチケット、ずっと大切に取ってあったはずなのに、どこに置いたか覚えておらず、もう捨てちゃったかも、と応募をあきらめたのだが、この記事を書くために上記の通りクローゼットを物色したら過去の記録ノートに該当チケットが複数枚貼ってあったという・・・。次回こそは?!って言いたいところだが、ドラマーのTicoがもう65歳で比較的最近のツアー中にも何度か入退院をしているようだし、どうなるか心配。
最後に
今回勇気を振り絞って(大げさ?!)コンサートに行ってきて本当に良かった。快く誘いに応じてくれたSちゃんにも感謝。子どもとは関係のない付き合いの旧友との時間&14時半過ぎから22時半頃までの夜にかけての長時間の家族連れでない外出なんてたぶん産後初めてで、体力的にどうなるか不安だったのだけれど、今やフリーランスの身なので、疲れたら翌日昼寝すればいいんだし(仕事はたまるけど)、なんかもう超ストレス発散できたし、旧友といろいろキャッチアップできたし、最高の時間を過ごすことができて幸せ過ぎる。
BON JOVIとSちゃんと家族よ、本当に有難う♪
もう1週間が経っちゃったね。今日は、先週の今日着た服で出社したよ。そして、当日の行動を思い出してまた余韻に浸った1日でした。こちらこそ、一緒にコンサートに行けたこと感謝だよ!!本当にありがとう!
かわうそこちゃん、本ブログ史上初のコメントをどうもありがとう(*^^*)私もあれから1週間かぁって昨日思いにふけっていたよ。次回はあるかしらね。そしてまた行けるかしらね。新体制で出したアルバムへの生の反応をJONはきっと自分の目で確かめたかったんだろうなって思った。そしてその反応に大満足していたような。その新アルバムの「ローラーコースター」が頭の中を何度も流れているよ♪