「こども六法」という子供向けの本

新コロ休校期間中の暇つぶしにどう?と小4の息子に聞いたら読むと答えたので買ったのが山崎聡一郎さんの「こども六法」。学校にも置いてある本のようだが私も読んでみたかったのもあり購入することにしたのだ。オンライン書店e-honで注文したら、指定受取店舗が自粛休業に入ってしまい、届くのに結構時間がかかったが、何とか暇な時間があるうちに届いてくれた。

ちょっと内容が難しすぎるかな、と思いきや、サクっと読み終わってしまった息子。面白かったと言っていた。

この本では六法(日本国憲法・刑法・民法・商法・刑事訴訟法・民事訴訟法)のうちの商法以外の五法と、少年法といじめ防止対策推進法と、のうち、子どもに関係の深いものとして選択された条文がわかりやすい言葉で書かれている。

(最近息子は自分が買った漫画や本も含め自分所有の本を家族に貸し出す図書館を運営しているので、息子から配布された図書カードを使って「こども六法」も貸し出してもらって息子の後に私も読んだ。ちなみに本や漫画を貸し出す際は、手作りの偽スキャナーで息子が本のバーコードと図書カードをピッとしてくれる。20時で営業終了してしまうが返却ボックスもあるので、そこに返却することも可能である。)

大学の一般教養で少しだけ法律の単位を取得したような記憶があるが、日本の大学の法学部卒ではない私にとっては、子供向けのわかりやすい言葉で書かれた「こども六法」がちょうど良いぐらいだ。

ほとんどの頁に登場する伊藤ハムスターさんのイラストが可愛くて理解を助けてくれる。息子も私も最後まで楽しく読み進められたのはイラストのおかげだと思う。

あまりに無知で恥ずかしいが、覚えておくために、この本を読んで、特に「ふ~ん!!」と思った法律を以下に書き留めておく・・・。

民法第七百五十二条
「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。」

民法第八百七十七条一項
直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある。」

日本国憲法第七条
「天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
一 憲法改正、法律、政令及び条約を公布すること。
二 国会を召集すること。
三 衆議院を解散すること。
四 国会議員の総選挙の施行を公示すること。」

日本国憲法第二十四条一項
「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」

もちろん本ではもっと平易な言葉でこれらの条文が掲載されている。

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