築地で「わくわく恐竜ランド」

フリーランスになってからは夏でも週末に休暇をくっつけて2~3泊の旅行ぐらいにしか行けていないのですが、このような旅行とは別に、子どもの学校の長~い夏休みのうち最低平日1日分ぐらいは息子に「学童クラブにも行かなくても良い夏休み気分」を味わってもらいたいと思っておりまして。昨年はJALの工場見学(←平日でないと予約が取りづらい)に行ったのですが、今年は中央区のタイムドーム明石(中央区立郷土天文館)というところで開催されている「わくわく恐竜ランド」に行ってきました。学校からもらってきたチラシか何かで知った、とかだったと思います。ここに行けば、プラネタリウムでティラノサウルスの映像が見られる、というのが私にとっては「息子が喜びそう(自分も楽しめそう)!」と楽しみでした。

築地

タイムドーム明石は築地にあります。移転前の築地の雰囲気を(今までの雰囲気もほとんど知らないが・・・)見るのも悪くないと思い、朝食を軽めに取って10時半頃築地に着くようにして築地場外市場の適当な寿司屋で早めのランチを食べる計画。築地は駅構内から日本人より外国人の方が多いぐらいで予想以上に観光客だらけでビックリ。北半球は夏休みシーズンですものね。築地場外市場も活気があり、ごちゃごちゃした路地裏に人がたくさんいました。中国人らしき観光客が生牡蠣を路地裏の店先で立ち食いしているのも見かけました。生牡蠣がお好きな人にはたまらないかもしれませんね!

ランチ

路地裏も魅力的ではありましたが段々暑くてくたびれてきたので冷房も効いている新しい「築地魚河岸」最上階のフードコートでランチにしちゃおう、と着席したら、寿司コーナーには丼しかなくて、息子は不満げ。握り寿司が食べたいんだそうで。探している途中で文句を言わない約束で店探しをすることに。

どこも観光客向けの価格だし(っていうか寿司ってもともと高級なんでしょうね。食べ慣れていないのがバレバレ。だって私自身は回転寿司しか行かない家庭で育ったんですもの・・・。)、なぜか丼屋さんがやたら多い。観光客は丼が好きなようです。

開店時刻(11時)前だったり人気店らしきお寿司屋さんは行列になっていたりで、なかなか適当なところがありません。

でも1500円のランチセットという文字が飛び込んできた(他の店では安くても寿司のセットは1人千円札2枚あっても足りない感じ)&店頭でうちわを配っていたお店「すし一番」に入ることにしました。中は冷房ががんがん効いていて他の客は一家族だけ。一番安いランチセット(1500円)を頼み、息子には好物のいくら1貫を追加で注文(実は昨年JALの工場見学に行ったときに、羽田空港の寿司屋でカウンター席でお好みで握り寿司を息子に注文されて冷や汗をかいたので、「あれは私だって初めての体験だし超贅沢なんだから今年は無しね」と言い聞かせてありました・・・)。このランチセットには茶碗蒸しと味噌汁もついていました。暑い中歩いた後だったので2人とも身体が塩分を欲しがっていたのか、茶碗蒸しおいしいね~、と言いながらいただきました。そういえば息子は茶碗蒸しってそれまで食べたことがなかったかもしれません?!味噌汁も(普段は汁物は残すこともある息子も)含めて2人とも完食。寿司自体は一番安いセットだけあって、築地でなくても良かったかな、という味でしたが、後から来た家族が頼んでいたもっと高いセットのお寿司はネタもずっと良くとてもおいしそうに見えました(笑)。せっかく築地に行ったのだからケチらなければ良かったかな、とも思いましたが、まぁ私達にとっては十分な贅沢でした♪会計のとき、「おにいちゃんはいくらが好きみたいだから、はい、これあげる。」と、いくらの軍艦の形のぺろぺろキャンディー(文京区製の飴細工?)をくれました。飴なのに本物の海苔が巻いてあってかわいかったです。

夏休み平日の母子のお出かけの際のランチは寿司、が恒例になりそうなので、来年もきっと息子と寿司を食べることになるでしょう。

(後から思えば、あんなに空いている店内に、寿司を握る人(後から2人に増員)と、接客・会計の人と、魚をさばく人と、の少なくとも3人が働いていたわけですから、30分滞在で数千円しか使わない客を相手にしてくれるだけでも有り難いわけですが。朝昼晩と土日との込み合う時間帯に飲んでくれるお客さんにたくさん来てもらってやっとなんとか利益が出るのでしょう。飲食店は本当に大変だなと思います。うん、おいしいものをお店で食べさせてもらうのであれば、ケチってはいけないですよね。)

わくわく恐竜ランド

「わくわく恐竜ランド」の展示(無料)はとても小規模で小学生よりは幼児向け、という感じでしたが、4種から選べる恐竜の塗り絵をスキャナー(RICOHなんですねぇ)で読み取ってスクリーンで動かしてくれるコーナーに息子は飛びついていました。本記事上部の写真の塗り絵が下の写真のようになります。スクリーン上には、最初に卵が出てきて、子どもが塗り絵の恐竜に付けた名前が表示され、その卵からその恐竜が赤ちゃん恐竜として生まれてヨチヨチ歩きだします。チームラボのお絵かき水族館の恐竜版のような感じですね。

プラネタリウム

タイムドーム明石にはプラネタリウムがあって、目的の「夏の星空(映像)+ティラノサウルス」を見た後、「夏の星空(映像)+ドラえもん」も見たい、と息子が言うので、前半はダブりましたが、両方見てしまいました。前者は恐竜のCGが結構迫力あって(内容も興味深く)、途中で赤ちゃんの泣き声もたくさん聴こえましたが、後者では赤ちゃんも泣かずに楽しんでいるようでした。各回とも50分間もあるのに、赤ちゃん連れできるなんてすごいな~と感心しました。リクライニングシートであおむけに寝転んでいるおかあさんのお腹の上にあおむけで寝ながら見るから赤ちゃんもリラックスできるんでしょうか。でもうちの息子が赤ちゃんのときだったら、たぶんすぐに大泣きして無理だったと思います(笑)。

プラネタリウムは有料とは言っても、中央区民なら中学生以下は無料、大人は100円、区民以外は300円という価格。中央区民が羨ましいですね。プラネタリウムの上映作品には大人向けのヒーリング系のものもあるし、内容も頻繁に変わるみたいなので、また行ってみたいです

なお、曜日は限られていますが途中の出入りが自由なプラネタリウムデビューの赤ちゃん向けのプログラムもあるそうです。通常のプログラムも途中入場はできませんが諸事情により途中で出たい場合は係員に頼めばできるそうですので、値段的にも比較的安心して子連れでプラネタリウムに挑戦できそうです。

飲み物は要持参

タイムドーム明石の建物には自動販売機がないので、斜め向かいの聖路加タワーのコンビニで買うか、向かいの聖路加病院1Fの売店か自販機で買うか、築地駅に向かう道路沿いの自販機を探すか、になる点に注意が必要です。

日比谷線

帰りは新しい日比谷線の列車(赤)に乗れたので息子はテンション上がりまくり。日比谷線は(数年前から銀座線もですが)上野駅の改築がかなり進み、やたら近代的な(?)デザインの上野駅ホームにも驚きました。

最後に

食いしん坊の息子にはランチの寿司が一番思い出に残ったらしく宿題の「夏の一言日記」には「おすしを食べた。」と書いてありました(^^;)。あ、でも後日、絵日記(要2枚のうちの最初の1枚)にはプラネタリウム(ティラノサウルスの方)のことを書/描いていました♪

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