ツイッターでフォローしている科学・知財コンテンツクリエイターの弁理士・大樹七海先生による「ビジネスツールとしての知的財産」という本(漫画+解説)を読んだ。あとがきから、本書が独学で漫画を描き始めてから2年(!!)で出された初書籍であることを知り非常に驚いた。
ゆっくり味わって読みたかったのだが面白くてすぐに完読。それなのに漫画の部分を息子が2回も読んだり私も再度じっくり読み直したりしていた、ということもありブログに記すのがこんなに遅くなってしまった。
大樹先生が紹介文によく書いていらっしゃるように「ビジネスツールとしての知的財産」はまさに少年漫画っぽい、と思った。
実は大樹先生のツイッターのプロフィールを最初に拝見したとき、確か「ビジネスツールとしての知的財産」の表紙が背景画像になっていて、その少年漫画風の絵の感じから大樹先生は男性だと私は思い込んでいた(^^;)。ツイートをよくよく拝見していくうちに大樹先生がどうやら男性ではないらしいことに気づきビックリしたのだが。
大樹先生の熱~い想いを登場人物に乗せるためのみならず多くの若い男性読者にも本書を手に取って読んでもらえるようにこのような作風にしたのかな~などと勝手に考えている。そして、なんとなく、今後も大樹先生から産み出されていくであろう数々の作品が少年漫画風になるとは限らず、題材に合わせてそれらの作風は七変化していきそうな予感がしている。
この本はひとことで言うとビジネスをする上で強力な武器と盾になる知的財産の基礎を漫画で理解することができる本なのではないかと思う。知財とAIと囲碁という難しい内容が描かれているはずなのに漫画はわかりやすく面白い。だって小学生の息子に取り上げられて読まれてしまうぐらいだから。
大樹先生に実際にお会いしたこともないのに何だが、主なキャラクターが皆魅力的で情熱的で、しかもかわいいところには大樹先生のお人柄がにじみ出ていると勝手に思っている。私が本書で一番好きなのは、最終試合の場面だ。萌える。
解説には、より詳細に勉強したい方向けに重要なキーワードがたくさん書かれていると思う。私にとってはかなり難しい内容であり全てをすんなりと理解することはできていないが「ビジネスツールとしての知的財産」が対象としている「ビジネスパーソン」にとって有用でわかりやすく書かれているのではないかと思う。
知的財産の重要性も描かれているため「ビジネスツールとしての知的財産」は中学校、高校、大学などの図書館にも置いた方が良い本だと思う。
私の読み終わった直後のつぶやき的感想は下記ツイートのスレッドの通りである。
「#ビジネスツールとしての知的財産」読了。すかさず息子も一気読みしていた。そして、最後に二〇流のイ〇助に〇を渡したのはイ〇姫、と私が気づかなかったdetailまで教えてくれた😁あとがきを読んで「この少年漫画風の熱い漫画が大樹先生の初書籍だったなんて!」とビックリ! https://t.co/kZJ0HEkRk9
— きゃふぃ~ (@I_love_kookas) August 29, 2020
いつか大樹先生にお会いすることができたなら湯川先生のおでこのぽっちん(ある頁できらーんと光るアレ)の秘密についてこっそりお聞きしたいと思う。
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