我が家は賃貸住宅であるためベッドを買うことは避けたいが毎日使用後に湿っているであろう布団をそのままクローゼットに片付けるのも避けたいため万年床ライフを送っている。
そのために必須となるのが、所謂「すのこベッド」または「すのこマット」(以下、すのこベッド)である。
敷布団の下にすのこベッドを敷かないで万年床にすると、寝ている間にかく大量の汗が原因で布団の下のフローリングや畳にカビが生えてしまうらしい。私は試したことがないので床にカビを生やしたことはないが友人の証言を得ているので本当だと思う。
そんな我が家ではこれまでに3種類のすのこベッドを試したことがある。中でも最近買ったばかりのすのこベッドが大変良かったので、3種のすのこベッドの比較検討結果を書かせていただく。
(1)樹脂製すのこベッド
最近下記(3)から買い替えたばかりの樹脂製すのこベッド。日本製で軽く布団干し台として使うときも簡単に設置が可能だ。軽いということは掃除するときにも片手でたたみながら持ち上げることも可能で、今のところ、この軽さが最大の魅力だと思っている。へたり気味の布団で寝ても、すのこの凹凸は感じられず一晩使用しただけで下記(3)の使用が原因と思われる腰痛も改善した。下記(2)や(3)のように裏面にクッション材を必要としないため床への汚れの心配もない。買える色が白とベージュと茶色という無難な取り揃えであるところも素晴らしい。
ただ、軽いということは布団ごと床面を滑りやすく、「超頑丈」というわけではなさそうなので、小さなお子さんがいらっしゃる家庭では注意が必要かもしれない。
(2)桐製すのこマット
桐製のすのこベッドは中国製のものが多く比較的安価である。
下記(3)と同様にロール式や折り畳み式などがある。我が家にあるのは折り畳み式であるが結構重たいので掃除や布団干し台としての使用が上記(1)ほど楽ではない。私がもし同じ桐製に買い替えるならロール式にすると思う。
桐は通気性が良く木材自体にカビも生えにくいように思う。
下記(3)と同様に、床に傷がつかないようにクッション材が裏面に貼り付けてあるので、使用しているうちに床に接着剤からの汚れがつきやすい点が残念である。
(3)檜(ひのき)製すのこベッド
檜製のすのこベッドは日本製のものも探しやすい。檜の匂いが好きな人にはもってこいである。檜には防虫・防カビ効果もあるらしい。新品の匂いはかなり強めなので、苦手な人は要注意。
下記(3)と同様にロール式や折り畳み式などがある。我が家にあるのは折り畳み式であるが結構重たいので掃除や布団干し台としての使用が上記(1)ほど楽ではない。私がもし同じ檜製に買い替えるならロール式にすると思う。
最初は結構気に入っていたのだが、なぜか檜製のすのこベッドは、板と板との間の間隔が広い商品が多く、我が家にあるものもそうである。そのせいか、へたってしまった布団で寝るとすのこベッドの凹凸を背中に感じるようになってしまい、最近ではそれが腰痛の原因になっているような気がしたので、上記(1)に買い替えた次第である。厚い布団や固い布団を使用している場合は問題ないかもしれない。
あとは、布団を載せない状態で放置しておくと、板と板との間の間隔が広いせいでつまずきそうになるので高齢者がいらっしゃる家庭でも要注意だと思う。
上記(2)と同様に、床に傷がつかないようにクッション材が裏面に貼り付けてあるので、使用しているうちに床に接着剤からの汚れがつきやすい点も残念である。
まとめ
以上より、私の一番のおすすめは上記(1)の樹脂製のすのこベッドである。木製を好む方は、すのこの板と板との間の間隔が広すぎず、できるだけ軽めのものを選ぶのが無難だと思う。(と、書いていて気づいたが、檜材は重たいので総重量を小さくするために板と板との間の間隔を広めにしてあるのだろう・・・。)
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