作り笑いでもいいから辛い時でも笑顔でいることを心掛けると脳が自分は幸せだと勘違いして本当に明るい気持ちになれる、というようなことをよく聞く。科学的にも証明されているらしい。例えば下記のような記事もある。
Julia Layton “Does smiling make you happy?” 3 June 2009.
HowStuffWorks.com. <https://science.howstuffworks.com/life/inside-the-mind/emotions/smiling-happy.htm> 15 September 2020
私も昨年ぐらいから駄目もとで笑顔作りを試してみることにした。毎晩その日にあった良い出来事を3つ日記に記すことも一応続けている。
在宅ワーカーの私は平日は毎朝家族を送り出す立場にある。そこで、どんなに変でも送り出すときに思いっきり笑顔を作る、ということを実行するようにした。すると相手も自然と笑顔になり、色々な相乗効果も実感できるようになった。
ところが「母の最後の入院~亡くなった日」の前後は自分の変化に気づきながらも、どうしてもこの毎朝の笑顔の儀式ができなくなっていった。
そして母が亡くなってからおよそ1か月半がたった日の朝、私はまたこの笑顔の儀式を再開することができた。自分でも驚くほど自然にそれは起きた。たぶん私の心に少し平穏が戻ってきた証拠なのだろう。
幸せだから笑顔が出るということもあれば笑顔が幸せを倍増させることもあるだろう。私にとっては朝の笑顔の儀式が自分の心のバロメーターになることがこれでわかった。これからも偽の笑顔でもいいから少しだけ頑張って笑顔を作り続けていきたいと思う。
コメントを残す