別記事「幡野広志さんの「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。」を読んで」でも少し触れたジャーナリスト堀潤さんの本で前から読みたかった「堀潤の伝える人になろう講座」をやっと読み終えた。
堀潤さんはNHKから独立したジャーナリストである。日米の原発メルトダウン事故を追ったドキュメンタリー映画「変身 Metamorphosis」の制作者でもある。東京MXテレビのモーニングCROSSというニュース番組のMCも担当している。モーニングCROSSの放送時間が8時までと短縮されてしまってからは番組を見られなくなってしまっているが、堀潤さんが伝えるニュースには気になるものが多く注目してしまう。
堀潤さんの 「堀潤の伝える人になろう講座」 から受け取った一番大事なメッセージは普段から堀潤さんがよく話していること。それは、発信するときは主語を小さくする、ということ。「被災地」よりも「福島県」、「福島県」よりも「浜通り」、「浜通り」よりも「中華料理店を営むAさん」、というように具体的に書くのだそうだ。そうすれば炎上も避けやすいし事実が伝わりやすい。
次に大事だと思ったメッセージも堀潤さんが普段からよく話していること。それは、発信する際のバランスは意見が20%で事実が80%ぐらいがちょうど良い、ということ。炎上を避けつつ多くの人に届きやすいのがこれぐらいということらしい。
他にも色々ためになることが書いてあるので、ブログやSNSの初心者にはおすすめの本である。
私も色々試行錯誤しながら、この本で学んだことをブログやSNSでの発信にいかしていきたい。
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