小豆島旅行1日目(カーフェリー&民宿マルセ&レストラン・アネモス)

小豆島への行き方:高松港から土庄港へ小豆島フェリーの「しょうどしま丸」で

家族旅行で小豆島に飛行機&レンタカー&カーフェリーで行ってきました」でも書いたように、今回の小豆島旅行では土庄港(とのしょうこう)のすぐそばにある民宿を予約していたため、高松空港から車で約30分の高松港から小豆島の土庄港に約1時間で車ごと渡ることのできる小豆島フェリー株式会社の「しょうどしま丸」を利用しました。

前もって小豆島情報をTwitterで収集していたところ、お盆の3日間は混雑するので予約した方が良い、ということだったので、「私たちが利用する17日はちょうどその3日間の直後だけれど、それでも予約不要なのかな?大丈夫かな?」と思いながらも「予約しておいて乗船時刻に間に合わなかったら嫌だな。」という思いもあって、予約はしていきませんでした。結果的には、出発時刻の30分前ぐらいの到着でも余裕で乗れたので、首都圏のように夏休みだから激混み、という事態は発生しにくいようです。

予約は上記のリンク先からできますが、予約しても現地で発券が必要なのかはリンク先を読んでもよくわかりませんでした。でも、

ご予約は、乗船日の2ヶ月前からお受けいたします。但し、4時間以内の便の予約登録、変更、取消はできません。

それ以外のご予約は、お電話でお問い合わせください。

とのことですので、到着時刻が読める場合は予約しておくと安心かもしれません。

予約なしで乗る場合、フェリー乗場に着くと、係員が入口で行先を聞いて案内してくれるので、言われた番号の列に車を移動させて乗船車の最後尾に車を停めます。私たちはこれでOKと思ってエンジンをかけながら待っていたのですが、そういえばさっきの係員が「チケットをあの茶色い建物で買って・・・」と言っていたような・・・と夫が言うので、あせりながらもチケット売場がある建物の中まで券を買いに私が走りました。前の車が乗船し始めちゃったらどうしよう、とあせりましたが、売場が空いていたので間に合いました。同様に後から車から走って買いに行く人を見かけました。車は同じく関東ナンバー。やはり乗り方がわからない観光客が多いのでしょう。

なお、チケットの購入は現金のみOKでクレジットカードは使えませんでした。車で乗る場合も、船に乗り込む直前にドライバーが運転席からチケットを係員に見せる必要があります。

「しょうどしま丸」の客室内には売店もあり、お菓子(お土産含む)や軽食が買えます。自動販売機やゲーム機やテレビもありました。客室外にも同じ階と上の階に座るところが少しあり、上の階にいくと日焼けはしますが絶景が楽しめます。

残念なのは喫煙所が客室内のはしっこに設けられているところでしょうか。しかも幼児が遊べるスペースの近くだったような。換気は一応ちゃんとされているようでしたが。私たちは外にいることが多かったので排気口のそば(男子トイレ付近?)に行かなければあまり気になりませんでした。

客室内の良い席(BOXテーブル席?)を確保したければ、同行者は運転者に車をまかせて徒歩で早めに乗船しておくと良いでしょう。

小豆島への行き方:カーフェリー体験不要で時短&節約希望なら高松空港→(バス45分)→高松駅→(徒歩5分)→高松港→(高速艇35分)→土庄港がおすすめ

高松空港から高松駅まではバスが出ていて、約45分かかるようです。

高松空港でレンタカーを借りるのにかかる時間を考えると、高松空港からバスに乗った方が早く高松港(高松駅から徒歩5分)に到着できるかもしれません。

また、高松港から小豆島まで車ごと渡る必要がなければ「高速艇」に乗れば35分しかかかりませんし、車分の運賃がかからないので安く済みます。

島内で車での移動が必要であれば、土庄港の近くにもレンタカーがありますので、島内で借りた方が高松空港でレンタカーを借りるよりも全体的な交通費が安くなるのではないかと思います。なお、島内には路線バスもあり、お得なパスなども販売されているようです。

うちは息子が乗り物好きなのでカーフェリーに車で乗船するのも貴重な体験でした。とか言いつつ、フェリーではすぐに退屈し出して、持参した漫画を読んでいた息子・・・。船で漫画が読めるなんて、酔い止めの効果ってすごいです。

民宿マルセ新館

民宿マルセは築浅の新館があり、畳の部屋にはテレビと布団とユニットバスが付いています。廊下には共用の小さい冷蔵庫(冷凍室付き)と漫画などもあります。素泊まりの私たちは朝食や飲み物をこの冷蔵庫に入れることができて助かりました。コンビニは土庄港のすぐそばにあります。

民宿マルセ新館では、家族風呂や洗濯機(2台)を空いているときに自由に借りることができます。洗濯洗剤もハンガーも洗濯バサミも無料で借りられ、洗濯物は外の駐車場の脇の物干し台に干すことができます。海水浴から帰ってきたら水着やラッシュガードをすぐに洗って外に干しておけば翌朝には乾いていたのでとても便利でした。

初日のお風呂は、夫と息子は家族風呂を借り、私は室内のユニットバスのシャワーを使うことで済ませました。

写真は私たちが利用させていただいた部屋です。もちろん鍵も付いていて、冷房もあり、窓も開けられます。夫と息子は廊下の本棚にあったキャプテン翼の漫画にはまって滞在中の暇な待ち時間などに写真のごとく読みまくっていました(^^;)。

宿泊にあまりお金をかけたくない利便性重視派には良い民宿だと思います。より格安な旧館も、規模が大きめのビジネスホテル版も、同じご家族が経営されているようで、上記リンク先のHPからも情報が見られます。接客も、感じが良く事務的ではないけれど程よい距離感を相手に合わせて保ってくれる感じで良いと思いました。

唯一の欠点というか我が家にとっては致命的な欠点は禁煙室がないところでしょうか。ファブリーズで対処しているようです。仮に臭いがひどくない部屋に当たったとしても、隣室の人が喫煙者だと廊下を通じて煙の臭いが漂ってきます。赤ちゃん連れやぜんそく持ちの方にはおすすめできません。喫煙者には天国かもしれませんが・・・。HPで「ビジネス」が強調されているのは、喫煙されるビジネスマンをターゲット客層にしているからなのかもしれません。香川県でも禁煙化が進めば変わっていくのかもしれません。

ちなみに息子は今でも「小豆島にまた行くなら民宿マルセがいい!」と言って民宿マルセが大層気に入っているようです。朝選べるジュースとキャプテン翼の漫画が嬉しいんだとか(^^;)。

レストラン・アネモスで「ひしお丼」

初日の晩御飯は、民宿マルセのすぐそばのオーキドホテルのレストラン・アネモスで食べました。オーキドホテルの宿泊客でなくても利用できて、小豆島のご当地グルメが手軽に楽しめるので便利です。

3人とも小豆島ご当地丼「ひしお丼」(うどん付きの定食?)をいただきました。

朝食も昼食も提供しているようです。

ひしお丼は「自家製もろみソース」という甘いゴマ味噌だれのようなもの(写真手前右側)を付けて食べるのが小豆島流らしいので、現地流に楽しみたかったのですが、せっかくの生の魚介に味の濃いたれを付けて食べるのがなんだかどうしても勿体なくて、結局、ほとんどはお醤油でいただきました。

お醤油も、レストラン内に小豆島産の色々な銘柄のものが置いてあって、好きな種類を選んで使えます。本当に色々あってお醤油を選ぶのもなんだか楽しかったです。アレルギー対応のために作られたという、空豆を原料とするお醤油とか、黒豆からできているお醤油とか、もう本当は全部試したかったですね。

隣のテーブルに座っていた観光客らしき女性グループも、やはり「ひしお丼」にはお醤油を使っていました。きっと魚介類を毎日食べられる贅沢に慣れてしまえば、もろみソースも使えるようになるんだろうな、と思いました(^^;)。

そんな感じで楽しい旅行の初日はあっという間に過ぎていったのでした。

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