小豆島のふるさと村
小豆島旅行3日目の午前中は色々な体験ができそうな「ふるさと村」に行ってみることにしました。
私は、ふるさと村でカヤックを家族で体験したかったのですが、ちょうど到着したときにはカヤック担当の方が体験実施中のため不在で、話が具体的になる前に、息子が釣りの方に興味を示してしまったので釣りの体験をすることになりました(^^;)。戦略無さすぎでしたね。カヤックは前日に予約しておけばよかったかな、と思いました。
ふるさと村にはヤギさんたちが常駐しているようです。暑いので写真のように日陰で休んでいました(^^)。
小豆島のふるさと村で釣り体験
釣りと言えば、息子を連れて家族3人で釣り堀での金魚釣り(←餌が「はだしのゲン」の漫画でしか見たことがなかったウジ虫(ハエの幼虫)でびびった・・・)に2回も挑戦したのに一匹も釣れなかったという腕前の私達。いくら瀬戸内海に魚がたくさんいたとしても我々に釣れるわけはないけれど綺麗な海で釣りっぽいことをするのも悪くない、ということで。
あ、でも私、小学生のときに学校の冬のプールで行われた金魚釣り大会で金魚を釣ったことは一応あるんです(その時の餌は赤くて細い虫(ユスリカの幼虫?)でした)。
ふるさと村のつり桟橋の入場料は大人500円、子ども300円、エサ(エビ、オキアミ)は250円~500円で、貸し釣竿(リール付)は500円。私達は釣竿を1本だけ借り、エサは冷凍オキアミを最小量分だけ購入。ステンレスのバットとバケツも一緒に貸してくれるので、バットに冷凍オキアミを入れてバケツでくんだ海水で冷凍オキアミをトロトロになるまで溶きます(割り箸をくれるのでそれを使います)。エサはたくさん使うからこの量だと30分で終わっちゃうよ、と、貸し出しのおじさんに言われましたが弱気に最小量で開始したのであります。
釣竿の糸には餌に似せた疑似餌針が複数個付いています。溶いたオキアミ(まき餌)は同じ糸にぶら下がっている直径3cm深さ10cmぐらいのプラスチックの網カゴに満杯になるようにすくい入れて、針と一緒に海水に投げ込みます。すると、網カゴからすり抜け落ちる大量のオキアミに魚の群れが近寄ってくるので針に食いつくのを待つ、というのがここでの釣りのやり方だそうです。初めての経験でしたが、こういうのを「サビキ釣り」というそうです。
「魚は餌がたくさんあるところに寄ってくるので、なるべくあそこで釣りをしている人達のそばでやった方がいいよ。」とおじさんが教えてくれたので、迷惑を承知で先に桟橋の先端にいた家族の横にお邪魔しました。最初は「ここは餌がある場所」と認識されるまでなかなか魚が寄ってこないらしいです。確かに時間がたつにつれ、キラキラ光る魚の群れが見えるようになってきました。針に魚がガシガシ食いつく手ごたえは何度かあったのですが、引き上げると既にいない、ということが何度かありました。
ところで、この桟橋には柵が無く、海に落ちたらどうしよう、というような高さでした。しかも風が結構あって、帽子は吹き飛ばされそうな上に炎天下。子どもが落ちたらどうしよう、熱中症になったらどうしよう、とハラハラしながらの釣りは実にスリルがありました。救命胴衣を借りて行けば良かったと思います。日陰もないので、風で飛ばされない帽子も必須です。飲み物もお忘れなく。息子が桟橋の端に寄って釣り糸を垂らすときは、へっぴり越しになりながらも息子の近くに寄って息子の腰を後ろから両手で支えながら私一人がビビっていました。
やはり全然釣れないけれど、もう餌も無くなるし、暑いし、そろそろやめようか、ということになり、最後の一投の際、ステンレスのバットに残った餌も一緒にそのままダイナミックに海に投げ入れたところ、その大量の餌に吸い寄せられた魚がどうやらたくさんいたらしく、な、なんと1匹だけ魚が釣れました!!体長15cmぐらいのかわいいサヨリ(←私でもわかる魚で良かった・・・)でした。
この釣り体験でビックリしたのは釣れた魚は持ち帰れる、ということ。釣った魚が小さすぎたし、いずれにしても旅行中なので持って帰れませんが、そんな釣り、小学校時代の金魚釣り以来なので、感動。瀬戸内海の人に大笑いされそうですね・・・。記念撮影の後、サヨリちゃんには瀬戸内海に戻っていただきました。
そんなわけで(?)この釣りのポイントは餌をけちらないでたっぷり使うことなのかな、と思いました。
小豆島のふるさと村で流しそうめん
釣りの後は、ふるさと村で流しそうめんをいただきました。保育園の頃、複数のお友達が家庭でできる流しそうめんマシンを持っていて息子が欲しいと言っていたことがあったのですが、それをやっと(家庭用よりは大型だし?!)体験させてやることができるチャンス到来(^^;)。丸テーブルに設置されているドーナツ型の流れるプールに素麺を入れて楽しみました。キンキンに氷で冷やしてある素麺を楽しくおいしく味わうことができて大満足でした。特に炎天下での釣りの後の冷えた素麺は最高でした!
午後はまたオリーブビーチへ
午後は「また海で遊びたい」という息子のリクエストに応えてオリーブビーチへ。他のビーチも検討したのですが、広めの無料駐車場もトイレも海の家もあって便利なオリーブビーチが良かろう、ということになりました。
この日は海を背にして見て一番右側の海の家を利用。前日のように砂浜設置のタープ付きのテーブルと椅子のセットを借りました。ここでもレンタル利用者はシャワーと更衣室が無料で借りられます。
この日、息子がシュノーケリングに再挑戦してくれて、やっと顔を水に付けた状態で呼吸がうまくできるようになり、一緒に手をつないで泳ぎながら魚を見ることができました。息子は泳ぐというより足のつくところでほとんど歩いたり走ったりしている、という感じでしたが、それでも顔は海水につけたままシュノーケリングのマスクをちゃんと「利用」しながらでしたので、泳いでいる魚を目の前で見る体験を同時に共有できて感無量。私の夢が叶い、小豆島に来た甲斐がありました。昨日息子はどうやらマウスピースをうまくくわえることができていなかったらしく口の中に水がゴボゴボ入ってきていたとのこと(^^;)。あと、目の前に魚がいると怖いみたいで、魚が見えるたびにかなりビビッていたようです(^^;)。
夕食はオリーブ温泉のレストランへ
前日の居酒屋で懲りたので、この日はファミリー向けのレストランにしよう、ということで、オリーブ温泉に併設されているレストランで夕食をとりました。お値段も良心的。夫はうどんと天ぷらの定食、息子は海鮮丼の定食、私はとんかつとうどんの定食を選びました♪家族連れは昼間に島のおいしいものを食べておいて夕食はコスパの良いファミレスにする、というのが無難かもしれませんね♪
夕食の後は昨夜に続きオリーブ温泉へ。息子は温泉(このときは単なるお湯でしたけれど)が大好きなようで大層満足していました(^^)。
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