夏休みの子連れ海外旅行に真冬のオーストラリアも悪くない

子どもが小3になり親との旅行に素直についてきて無邪気に楽しんでくれるのもあと少しかぁと考えつつあった2019年前半。無理をしてでも今のうちに家族で海外旅行に行っておこう、と夫と話し合い、2019年は夏休みの旅行のための宿と航空券の予約を4月初旬に済ませてしまった。またしても楽天トラベルを利用。行き先はオーストラリアのシドニー。仕事の状況や子どもの体調次第では中止になり得るため出発日の前日まで旅行に行くことは子どもには内緒にしていたが無事に決行して楽しむことできたので書けることになった本記事。夏休みの家族旅行にオーストラリアはどうだろう、と検討中の方の参考になれば幸いだ。

真夏の旅行先に真冬のシドニーも意外とおすすめな理由

夏の旅行と言えば海水浴か、山や高原で避暑、が定番。なんでわざわざ日本が夏のときに冬のシドニーに行くのか、と疑問に思う人もいるだろう。私が夏の旅先に冬のシドニーをおすすする理由は3つある。

理由1:冬のシドニーはちょうど良い避暑地である

暑いのが苦手で夏は涼しいところに行きたい人には季節が真逆であるシドニーに行けば暑さから逃れられる。冬といっても雪が降るほどの寒さにはならないので比較的過ごしやすい。逆に真夏は温暖化によりどんどん暑くなってきており最高気温が40℃を超える日もあるぐらいだ。子連れで行くなら真夏よりは真冬の方が安心とも言える。

理由2:冬のシドニー旅行は比較的安い

7月~8月のシドニーは観光シーズンではないので航空券代と宿代が比較的安く予約も取りやすい。よって混雑も避けられる。シドニーに行くなら最低でも5泊はしたいと考えると学校に通う子どもを連れて行けるのは学校の春休みか夏休みか冬休みかゴールデンウィークである。日本の春休みとゴールデンウィークはシドニーの秋、日本の夏休みはシドニーの冬、日本の冬休みはシドニーの夏、なので、これらの中ではシドニーが観光オフシーズンとなる日本の夏休みが一番安い。学校の夏休みは長期なので親世代が休暇を取得する期間が分散されやすいことも予約の取りやすさにつながっている。

例えば今回私達が利用した全日空のシドニー直行便だと8月上旬の日曜日出発で、その8日後の月曜日祝日帰国、という夏休中でも比較的割高になる日程でも親子3人の航空券代は燃料費&消費税を入れて32万円。宿代は12万円だった。食費とレジャー費を入れて旅行全体にかけるお金の予算を50万円に設定していたので全てが何とかギリギリ予算内に収まった。そして、その割にはゆったりできて満足度の高い旅行だった。

理由3:冬なら時差はたったの1時間

シドニーと日本との時差はたったの1時間。シドニーがサマータイムのときだけ時差は2時間となる。よって、冬に行けば時差がより少なく睡眠不足になりにくいため旅行を楽しみやすい。

家族旅行にシドニーがおすすめな理由

オーストラリアのシドニーといえば南半球にあり飛行機で9時間ほどかかるので結構遠い海外の地である。我が家の初めての子連れ海外旅行は息子が小1のときに秋の連休に行った弾丸台湾(台北)旅行だった。本来は行きやすさ順に台湾→グアム→ハワイなどの順で行くのが順当な気もするが我が家の2回目の子連れ海外旅行はグアムとハワイはすっとばしてシドニーにしてしまった。その結果、シドニーは以下の理由により家族旅行にぴったりだと思うようになった。

シドニーは英語ができない外国人(非オーストラリア人)にとって居心地が良い街である

アメリカ英語に慣れ親しんでいる日本人からするとオーストラリア英語は聴き取りにくい傾向はあるようだがシドニーに行く際は英語が得意でないことはあまり気にしなくても良い。シドニー市のHPからもわかるように人口の半分近くが移民であり英語を母国語としない人も大勢いるので英語がほとんど話せなくてもなんとかなる。1973年まで白豪主義政策が取られていたというだけあって1980年代ぐらいまでは街中や学校で日本語でしゃべっているとGo back to China!と意地悪なことを言われたりしたものだが今ではそんな雰囲気はほとんど感じられない。今回の旅行では外国人であることや英語が母国語ではないことを理由に差別をされて嫌な思いをすることは一切無かった。

時差が少ないので時差ボケはあまり辛くない

上記の通り、シドニーと日本との時差はたったの1時間。シドニーがサマータイムのときだけ時差は2時間となる。

飛行機は夜便が多い

シドニーと東京を結ぶ直行便のフライトは往復ともに夜便が圧倒的に多い。大人と違って子どもは昼間に十分疲れる活動をすれば夜は熟睡できる子が多いので夜間のフライトであれば食事と就寝だけで時間が潰せてしまうだろう。子どもが酔い止めを飲む場合は特に熟睡してくれる。

とか書きつつ、実は、子どもが小学生とはいえ片道約9時間の飛行に耐えられるか少し心配していたのだが結果的には全く問題なかった。

我が子の場合は酔い止めを飲んだのだが期待に反し、その眠気なんてものともせず自分専用の機内エンタテイメントの画面が大層お気に召したようでどらえもんとかクレヨンしんちゃんの映画やゴルフのゲームに夢中になりなかなか寝ようとしなかった。やっと「もう寝る」と息子が言ったのは「どんなに遅くてもこの時間には寝てね」と言い聞かせていた24時頃であった。それでも私とは違って機内でも熟睡できていたようだ。最近はスマホやタブレットを持参して暇つぶしに使う人が増えたので機内エンタテイメントは無くなりつつある、という話も聞くが今回は大活躍してくれた。

子どもは機内で記念のおもちゃももらえるし飲み物は普段はあまり飲ませてもらえないコカコーラも飲めるし上記の通り画面もあるし、で私たち大人よりもずっとくつろぎ機内の時間を満喫していたように思う。

子連れで気軽に楽しめる観光スポットが多い

バスツアー、市内観光、動物園、水族館、遊園地、公園、博物館などなど子どもも楽しめる場所が電車やバスで行ける範囲にたくさんありながらも、絶景がそこらかしこにあり、どこも大して混雑していない。最高である。もちろん大人が好きなブッシュウォーキング、オペラハウス、買い物、グルメ、美術館なども合間に楽しめるだろう。

外食が楽しめる

シドニーは移民が多い。見かける人種は場所によっては白人の方が少なくアジア人の方が多かったりする。そんなわけでアジア料理のレストランは非常に多く競争も激しくおいしいところが多い。昔とは違い、どこで食べても、大外れということは無くなってきている。

比較的治安が良い

2014年にシドニーで起きたテロの影響もあるのかもしれないが、昔は見かけなかった駅員(警備員?)のような人が駅構内に何人も立っている。どの電車に乗ろうか迷っていたりすると声をかけてくれたりもする。駅のトイレも昔とは違う。壁沿いに個室が何個か設けられていて、各個室には鍵と洗面台と便器が1つずつ設置されている。駅構内から直接ドアを開けて入って部屋のようにドアを閉められるのでドアの内側にぶらさげた鞄が盗まれることもないし性犯罪に遭う可能性も低い。近くには警備員のような人や掃除の人がいることが多い。あちこちで監視や管理が強化され治安が良くなっているようだ。もちろん日本とは違うので常に手荷物に気をつけたりレストランやショッピングモールで子どもをトイレに一人で行かせないようにしたり夜は出歩かないようにしたりすることは必要だと思うが子連れでも比較的リラックスして過ごせる街であると思う。

電車やバスなどの交通機関が充実している

電車はきれいに整備されているし車内に電光掲示板による駅名表示があり放送もあるので駅名も逃しにくく乗りやすい。昔とは違って時間もほとんど遅れないようだ。オパールカードを入手すれば電車にもバスにもフェリーにも使えるので便利だ。バスはバス停で目的のバスが見えたら手を挙げて乗ることを運転手に知らせないといけなかったり下りる停留所は運転手に伝えておいて目的地に着いたら停まってもらえるようにした方が安心だったりするので少し難易度が高くなるが、乗るときに多少まごついても日本のようにイライラされたりはしないので大丈夫。乗り換え案内サイトで検索すればバスの経路や停留所や大体の到着時間もわかるので、それを見ながらでも何とかなったりする。詳細は、NSW州の交通機関に関するサイトなどをご覧いただきたい。

いまだに自然が豊か

オーストラリアの一番の魅力は豊かな自然だと思う。歴史とか古い建物とか美術とか美食が好きな人にはあまり魅力がないかもしれないが、大自然の中でまったりしたい人には最高の場所である。あちこち開発が進んで街並みが昔とは違うところもたくさんあるのだが、人口はたかが知れておりいまだに大自然が残っている。買い物に便利な街でもちょっと歩けば緑の多い住宅街があり広い公園があったりするのでどこへ行っても日本とは違ったのどかな空気が楽しめる。

買い物も楽しい

私はブランド物には興味がないのでその手の買い物をすることはほとんどないが買い物が大好きな人にとってもシドニーは楽しいだろう。私が好きなのは海外のスーパー。広くて見ているだけで楽しいし親しい人や自分達用の土産の宝庫である。心配していた物価も為替の影響もあるのだが覚悟していたほどは高くなかった。

季節が真逆なので服装選びだけは注意

季節が真逆で気温差が激しいため服装選びは若干難しい。でもジッパーで長ズボンの下半分を外して半ズボンにできるあのズボンがあれば安心である。男性用ならたまにあるが最近は見かけないなと思っていたら本旅行中シドニーのアウトドアショップでその手のズボンを見かけたので帰国後検索してみたところ、コンバーチブルパンツと呼ばれているらしい。これなら日本が冬なら空港までは長ズボンのまま行き、機内の座席で半ズボン姿に変身して現地に降り立つことができるので便利である。南半球への往復には欠かせないアイテムである。

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