オーストラリア旅行の準備~保険・ビザ・通信手段・持ち物編

本記事はオーストラリア旅行に必要な保険・ビザ・通信手段・持ち物についてまとめたものである。オーストラリア旅行を予定している方の参考になれば幸いである。お金の準備については、別記事「オーストラリア旅行の準備~現金/カード編」をご参照いただけると嬉しい。

海外旅行障害保険への加入

オーストラリアは医療費が日本と比べて高いので健康と運にすこぶる自信がある方以外は海外旅行障害保険に加入した方が良いだろう。

海外旅行障害保険付きクレカとしてEPOSのゴールドカードを持っているが過去の保険金支払い事例を検索してみるとオーストラリア旅行の場合、EPOSカードの保険だけでは補償が足りないこともありそうだ。別記事「オーストラリア旅行の準備~現金/カード編」でも書いた通り、自分はオーストラリア旅行のときは足りない分の保険を追加で購入するようにしている。

それでもクレジットカードに付いている保険に追加する形で申し込むと安く済む。1週間ちょっとのシドニー旅行で保険にかかるお金は家族3人で計6000円弱だ。

ビザ取得

オーストラリア旅行には観光ビザが必要。日本のパスポート保持者は、Electronic Travel Authority(電子渡航許可=ETA)をオンラインで申請できる。

申請システム利用料は一人につき$20。家族を代表する一人が申請者となってスマホにアプリをダウンロードして家族全員の分を申請することができる。ただ、パスポートを読み取ったり本人の写真を撮影したり(つまり、その場に家族が一緒にいないと申請に必要な操作が進められないので注意!)いちいち同じ情報を入力しなくてはいけなかったりするので結構時間がかかる。私がこのシステムを利用した2023年3月時点では、日曜日だったにもかかわらずクレジットカードでの支払いが済むのとほぼ同時に申請が完了し(許可され)たが、出発直前に慌てて申請するのはちょっと大変そうなので、余裕をもって早めに済ませておくことをおすすめする。

在日オーストラリア大使館のHPから引用する。

観光、知人・家族の訪問、出張・業務の目的でオーストラリアへ渡航される日本パスポートをお持ちの本人は「オーストラリアETAアプリ」を通してETA(電子渡航許可)を申請しなければなりません。「オーストラリアETAアプリ」はアップルストアやグーグルプレイストアから無料でダウンロードできます。現時点で旅行者はエージェントや航空会社などの代行サービスを通してETA(電子渡航許可)を申請することができません。

以前は、オーストラリアのビザ取得の代行申請をしてくれるビューグラントという会社に依頼すると自分で手続するより格安で取得できたのだが、現在は上記の通りエージェントを通した申請は認められていない。

通信手段はWi-Fiルーターのレンタルが便利

海外でスマホを使うと料金がかかってしまう方には、海外旅行中の通信にはWi-Fiルーターのレンタルがおすすめである。

台湾旅行のときに初めて利用したレンタルWi-Fiルーターが格安でとても便利だったのでシドニー旅行のときも同じサービスを利用したことがある。それはフォートラベル GLOBAL WiFi である。借りられるルーターは少し重たいがその分電池の持ちが良い。現地で普通に1日中使っていても電池切れにはならなかった。通信機器のヘビーユーザーで心配な方は予備の電池を追加で借りることもできる。

なお、オーストラリアはコンセントの形状が日本と異なるが、フォートラベルでルーターを借りるとその違いに対応するための変換プラグがセットで付いてくる。しかもその変換プラグには、ルーターとは別の機器の充電にも使えるUSBコード差込口が2個も付いていた。写真のように毎晩ホテルの部屋でスマホとルーターの充電が同時に出来て便利だった。写真に2つ写っているのは、旅行中、夫と私とは現地で別行動する可能性があったのでルーターを1台ずつ借りたからである。

なお、下の広告にあるグローバルWi-Fiもフォートラベル GLOBAL WiFi と同じ会社が運営しているようなのだが価格コムで比較するとグローバルWi-Fiの方が料金が高い気がする。フォートラベルの会員がフォートラベル経由でグローバルWi-Fiのルーターをレンタルすると安くなるのかもしれない。

どれだけ安かったかというと、以下の通りである。

2台レンタルの合計料金は5,280円。選んだプランは「4G(高速) 300MB/日 – WiFi型(4G-LTE)」でレンタル期間は9日間だった。

その他に持っていくと便利なもの

買い物をするならマイバッグ

オーストラリアでもスーパーなどでレジ袋が有料になったのは日本と同様に最近らしい。シドニー旅行中にスーパーで買い物をしたとき、レジ袋は1枚15セントだった。日本だと1枚2円だから結構高い。ほとんどの人がマイバッグ持参で買い物をしていた。節約旅行で頻繁にスーパーで買い出しをする予定ならマイバッグを持参した方が良いだろう。

変換プラグ

上記の通り、オーストラリアはコンセントの形状が日本と異なるので日本で使っている電子機器等を現地で使いたい場合には変換プラグが必要となる。また、100Vにしか対応していない製品を電圧が異なるオーストラリアで使うためには変圧器が必要となるが最近では大概の電子機器は100V~240Vに対応しているので変圧器が必要となることは少ないだろう。念のため持参したい製品のプラグに100V~240Vと書いてあるか確認しておくと良い。

上記の通り、Wi-Fiルーターをレンタルすると便利な変換プラグが付いてくる場合もあるが、充電したい製品が多い場合はUSBコード差込口が複数付いている変換プラグを持参すると便利だろう。

私は下記のプラグを買って持参したのだがWi-Fiルーターに付属のプラグのおかげでシドニー旅行中にその出番は無かった。

別名併記のパスポート持参の人は念のために説明書類

別記事「別名併記/旧姓併記のパスポート」で取り上げた「別名併記」のパスポートをお持ちの方は、万一オーストラリアの空港の入国審査の時にパスポート名の表記について聞かれたときのために外務省が最近作ってくれた英語の説明書のコピーを持参することをおすすめする。入国審査官がパスポートをICリーダーで読み込んだとき別名はモニターに表示されないので、パスポートの表記と見比べた際にその差異について何か言われる可能性はゼロではないと思うからである。もし何か聞かれたらこの英語の説明書を見せて確認してもらえば良い。

コンバーチブルパンツ

別記事「夏休みの子連れ海外旅行に真冬のオーストラリアも悪くない」でも書いた通り、オーストラリア旅行にはコンバーチブルパンツがあると便利である。コンバーチブルパンツとは、ジッパーで長ズボンの下半分を外して半ズボンにできるあのズボンのこと。これなら例えば日本が冬なら空港までは長ズボンのまま行き、更衣室やトイレに行くことなく機内の座席で半ズボン姿に変身して現地に降り立つことができる。南半球への往復には欠かせないアイテムである。

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